空飛ぶクルマ!?
五日(木曜日)の夜、テレビ愛知(テレビ東京系)の『カンブリア宮殿』というテレビ番組に、九代目となる本田技研工業の三部社長が出演していた。
おっさんは、四代目の川本社長までが、"本田宗一郎イズム"を継承しているように感じており、五代目以降の社長は名前すら知らなかった。
そして今日、五代目以降の社長を調べてみると、五代目の吉野社長は東京大学工学部出身の超エリートだったのだ。
おっさんは、こんなエリート社長で本当に"本田宗一郎イズム"が継承されてきたのだろうか?と、経歴を知ったときに思ったのである。
そういえば、市民クラブのひらま議員は、三代目の社長である久米社長の時に本田技研工業に入社している。
彼は、本田宗一郎に憧れて本田技研工業に入社したのだが、時代の流れで徐々に本田技研工業が変わっていく姿を見ている。
そして、おっさんと知り合った三年前は、「今の本田技研工業は昔のホンダではないですよ!」と言っていた。
エンジンが無くなる時代がもう目の前なのだから、「仕方がない!」と言えば仕方がない話だ。
昨夜は、最初から番組を見ていたわけではないのではっきりとした内容は分からないが、九代目の三部社長となった今現在の本田技研工業は、ドローンのような空を飛ぶ車を研究しているらしい。
そして、モーターを回しながら充電が出来る研究もしているようだ。
そうなのだ、これからは車はもう趣味で楽しむ物ではなく、環境にも配慮した単なる移動手段に過ぎない乗り物になるのである。
おっさんは、『本田宗一郎イズム』ももう終わりかな!?と思ったが、九代目の三部社長は、素晴らしい言葉を言ってくれた。
それは、MCを務める村上龍さんが、「これからは、何を変え、何を変えないようにするのか!?」を訪ねた時のことだ。
三部社長は『何を変えてもいいが、変えないのは本田宗一郎の思想❗』(このような内容の言葉)と、オールドファンには嬉しくなる言葉を言ってくれたではないか。
本田宗一郎さんも、草葉の陰できっと喜んでいるだろう!??
これは、『機械遺産』に登録されている、"カブF号"である。
まさに、ここから本田技研工業が始まったのだ❗
ここでおっさんは、九代目の三部社長に言いたい。
『本田宗一郎さん生誕の地"天竜"は、もう"風前の灯火"状態ですよ❗』
『歴史に残る"本田宗一郎"という偉人の名が忘れ去られてしまいますよ❗』と。
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