おやじ達の秘密基地

ロシアに"経済制裁"が続いている昨今、ただでさえ価格が高騰している中古車市場に、ロシア輸出増大で、更に落札価格が高くなっているとのこと。




　　　　ただ、

『"経済制裁中"のロシアに輸出できるのか？』だが、何と６００万円以下の価格の中古車であれば、制裁の対象ではないらしい。

ということで、以前よりロシアで人気があった日本車の中古車がターゲットになったようだ。


ロシアでは、各国の自動車メーカーが撤退していて、新車が手入らない状況にある。
そこで、中古車でも信頼のある日本車の中古車をターゲットにし、手に入らない新車の代わりにしているのである。
ロシアに輸出されている車種は、四輪駆動車を中心に高級車から軽自動車まで、全てそうだ！



ロシアに中古車を輸出をしている業者は、ロシア人ではないが、中古車輸出を仕事としている外国人である。
そんなバイヤーたちが、何処のオークション会場にもウジャウジャいるのだ。


そういえば、おっさんが車屋を初めてニ年目？三年目？ぐらいの時だっただろうか？
ロシア大使館？？から、「おっさんの店の車が欲しい❗｣と電話が入った。

おっさんは『まさか！？』と思ったが、何と後日、クルマを見に来たではないか❗
何故、大使館関係者と分かったかと言うと、ナンバープレートだ。
一般的なナンバープレートではなく、特殊な大使館用のナンバープレートが付いていたのだ。

「欲しい❗｣と見に来たクルマは日産のＡＤバンであったが、車輌を見て納得出来たのだろう、後日車輌金額を持参して引き取りに来た。
こんな例は異例であってまず無いことだと思うが、これは本当の話であって決して作り話ではない！


そうそう、売買が成立した時、ロシア大使館関係者は「少し待っていてください！｣と片言の日本語で言うと、一度おっさんの店を出て、何と"ウォッカ"を一本買ってきたではないか❗❓

おっさんは、「へ～、これがロシアの祝い方なんだ！｣と思ったことを、今でもハッキリと覚えている。




"ウォッカブラザース"！？？　なんちゃって！？