2024年12月24日01:53

昨日お見せした、おっさんが持っている″プロジェクトX″『世界を驚かせた一台の車』のDVDだが、
サブタイトルは、〜名社長と闘った若手社員たち〜となっている。
みなさん、その意味が分かるだろうか?
まずこのDVDの内容は、昨日お伝えした″CVCCエンジン″開発の物語りである。
そして今日は、そのサブタイトルの内容について説明したいと思う。
″CVCCエンジン″開発時、本田宗一郎社長は、開発部門のトップでもあった。

本田宗一郎社長は、「空冷エンジンでも規制をクリアー出来る!」と意気込んでおり、若手社員たちにエンジン開発を進めさせていた。
二代目の社長となる河島さん、三代目の社長となる久米さんが中心となって、新エンジンの開発を進めていたが、『空冷では無理、水冷エンジンでなければ、超難題の排気ガス規制をクリアー出来るエンジンは作れない!』との結論となった。
本田宗一郎社長に直談判しても、聞いてもらえなかった。
その後も、空冷エンジンで試してみたようだが、やはり結論は一緒であり、限界も感じていた。
そこで若手社員たちは、意を決して、経営のトップであり副社長でもある″藤沢武夫″さんに、空冷エンジンの限界を訴えたのだ。

常に冷静な藤沢さんは、河島さんから聞いた若手社員の訴えを、聞き入れたのである。
そして、本田宗一郎社長の元へ出向き、このような事を言ったそうだ、
『本田さんは、これからも開発部門のトップとして開発に携わるのか? それとも本田技研の社長として若手を育てるのか?』と言って、どちらかを選択させたそうだ。
本田宗一郎社長は、『本田技研の社長として残ったほうが良いだろう!』と藤沢さんに言ったらしい。
そう、藤沢武夫さんは、本田宗一郎社長を開発から手を引かせたのだ!
その後、本田宗一郎社長は開発部門に顔を出さなくなったらしい。
藤沢武夫副社長の尽力により、河島さん、久米さんを中心とした若手社員たちが、″水冷″にて、″CVCCエンジン″を開発したのである。
″CVCCエンジン″が、マスキー法の規制をクリアーして、″排気ガス規制、対策エンジン″として承認されると、本田宗一郎社長はこんなことを言ったそうだ。
『若い人たちに教えられるねぇ。』と。 ^_−☆

名社長との闘い!?≫
カテゴリー │ホンダ

昨日お見せした、おっさんが持っている″プロジェクトX″『世界を驚かせた一台の車』のDVDだが、
サブタイトルは、〜名社長と闘った若手社員たち〜となっている。
みなさん、その意味が分かるだろうか?
まずこのDVDの内容は、昨日お伝えした″CVCCエンジン″開発の物語りである。
そして今日は、そのサブタイトルの内容について説明したいと思う。
″CVCCエンジン″開発時、本田宗一郎社長は、開発部門のトップでもあった。

本田宗一郎社長は、「空冷エンジンでも規制をクリアー出来る!」と意気込んでおり、若手社員たちにエンジン開発を進めさせていた。
二代目の社長となる河島さん、三代目の社長となる久米さんが中心となって、新エンジンの開発を進めていたが、『空冷では無理、水冷エンジンでなければ、超難題の排気ガス規制をクリアー出来るエンジンは作れない!』との結論となった。
本田宗一郎社長に直談判しても、聞いてもらえなかった。
その後も、空冷エンジンで試してみたようだが、やはり結論は一緒であり、限界も感じていた。
そこで若手社員たちは、意を決して、経営のトップであり副社長でもある″藤沢武夫″さんに、空冷エンジンの限界を訴えたのだ。

常に冷静な藤沢さんは、河島さんから聞いた若手社員の訴えを、聞き入れたのである。
そして、本田宗一郎社長の元へ出向き、このような事を言ったそうだ、
『本田さんは、これからも開発部門のトップとして開発に携わるのか? それとも本田技研の社長として若手を育てるのか?』と言って、どちらかを選択させたそうだ。
本田宗一郎社長は、『本田技研の社長として残ったほうが良いだろう!』と藤沢さんに言ったらしい。
そう、藤沢武夫さんは、本田宗一郎社長を開発から手を引かせたのだ!
その後、本田宗一郎社長は開発部門に顔を出さなくなったらしい。
藤沢武夫副社長の尽力により、河島さん、久米さんを中心とした若手社員たちが、″水冷″にて、″CVCCエンジン″を開発したのである。
″CVCCエンジン″が、マスキー法の規制をクリアーして、″排気ガス規制、対策エンジン″として承認されると、本田宗一郎社長はこんなことを言ったそうだ。
『若い人たちに教えられるねぇ。』と。 ^_−☆
