結果論ではあるが、古いオートバイを扱うようになったのが、秘密基地(高齢者のための憩いの場)に繋がっていることは間違いない。
”ライラック”と”シルバーピジョン”は知り合いの旧車屋のからの預り車輌であったが、昨日お見せした”カブ”と”ＹＧ１”も同じ旧車屋との諸々の絡みで、処理を手伝うこととなりおっさんの店に入庫したオートバイなのである。
そう、ある古いオートバイの収集家が、六十台以上のオートバイを残して、亡くなられてしまったのだ。
その処理を知り合いの旧車屋が、身内の方から依頼されたのである。
しかし、亡くなられた方は遠方の方で、オートバイの置き場まで片道一時間以上掛かるし、置き方も雑だったため積み込みにもかなりの時間を要したようだ。
書類が見つからないオートバイもかなりあったと聞いている。
旧車屋からすればお客さんでもあるし、欲しいオートバイもあったので処理を引き受けたが、いざやってみるとかなりの手間で本業の修理がまったく出来なかったのである。
そこで、おっさんのところに「運ぶから、欲しいのがあったら捨て値でいいで買って！｣と依頼が来たのだ。。
そうなのだ、おっさんの店は、旧車屋から処理するオートバイの置き場までの途中にあったので、往復時間の短縮になったのだ。
しかも、旧車屋は引き上げ後の置き場にも困っていたのである。
おっさんが手助けすれば、まさに”一石二鳥”だったのだ。
ということで、おっさんが十台ぐらい買い取る結果となったのである。
それが、昨日お見せした”カブＣ１００”と”ＹＧ１”であり、今日お見せする”ＲＧ２５０Γ、ガンマ”である。
昨日の”カブ”を見ると、全部がサビサビボロボロか？と思うだろうが、”ガンマ”は『まとも』であった。
このように”ガンマ”を展示したら、おっさんの店担当のスズキのセールスが、「ガンマの１型と２型を並べて、車屋なのに何やってるの？｣と思ったらしい。
この『赤ガンマ』は、ネットですぐに売れた❗
今考えると、「赤ガンマも取っておけば良かった！？｣とも思うが、おっさんの店だって置き場にそんな余裕は無かったのだ。
だって、車庫には”スバル３６０”や”キャロル”、”フロンテ”などが、ギューギュー積めで？入っているんだから・・・。
たぶん、置き場に余裕があったら、まだまだ買っていただろう。
愛知県のみなさん、”１型の赤いガンマ”を見たら、この写真のガンマかもしれませんよ❗