生誕115年&没後30年
秘密基地専属絵師の磯部です。
8月5日は本田宗一郎さんの命日。今年は没後30年、生誕115年だそうです。
私は特にホンダ・ファンではありませんが、氏の残した「語録」にはエンジニアの超末席を汚す一人として感じるものがあります。
89年のF1、アイルトン・セナとアラン・プロストのライバル同士の確執が、マスコミを味方につけたプロストが強さを増し、セナはF1引退を考えるところまで追い詰められました。
しかし、ホンダの技術者が冬の間に懸命に努力しているとを聞いたセナは「ホンダに全てを捧げる」と、翌年にチャンピオンを奪還する素晴らしい走りをしました。
その年のFIA表彰式で本田宗一郎さんがセナに言った言葉が泣かせてくれます。
こう告げられたセナは涙を流して、何度もうなずいたそうです。このブログを書いていて涙腺がジワジワくるレース好きな私。(笑)
セナとホンダが駆け抜けたF1の6年間は、私の心の中に深く残っています。
さて、本田宗一郎 生誕115年没後30年 記念イベントが開催されます。
「スーパーカブ・ロングセラーの秘密」の高山氏の講演は無料ですが、講談「本田宗一郎物語」は有料です。
有観客のイベントを行うことが苦しい昨今、バイク文化を盛り上げるイベントの開催を決断した主催者に拍手を送ります。
ポンポンCLUB浜松さん、頑張ってますね。
では、また来週!
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