"零戦"の技術!

カテゴリー │名車

"新プロジェクトX"が今後どのように推移するかは分からないが、"旧プロジェクトX"のような視聴率は難しいように思う。

そういえば、旧プロジェクトXで放送された『ラストファイト 名車よ永遠なれ』だが、この前お伝えした通りで"プリンス自動車!"の物語りである。
プリンス自動車は車を作り始める前、富士精密工業という会社名で映写機などを作っていた。

そして、その前身は"中島飛行機"で、あの"零戦!"を作っていたのだ。
零戦の技術!

"栄!"という1000馬力級のエンジンを搭載した零戦は、一躍世界の戦闘機の頂点に立った!

そのエンジンが、中島飛行機で作られていたのである。


戦後、中島飛行機はGHQにより航空機の生産及び研究を禁止され、会社が解体されることとなった。

そして、映写機~自動車へと変貌を遂げ、"プリンス自動車"が誕生したのだ。

ただ、映写機を作っていた富士精密工業時代、枝分かれ??したのだろうか、"富士重工(スバル)"も誕生している。
その辺の軽易は、詳しくは分からない。


富士重工(スバル)からは、『機械遺産』にも登録されている"スバル360"が、昭和33年に発売された。
零戦の技術!

『機械遺産』への登録ナンバーは、"78番"である。

そして旧プロジェクトXでは、「日本初のマイカー "てんとう虫"町をゆく」として取り上げられた。
零戦の技術!

サブタイトルは、~家族たちの自動車革命~である。


日産自動車に吸収合併されたプリンス自動車だが、合併後、プリンス自動車の技術者たちは日産自動車でも開発の先頭に立ち、プリンス自動車時代から車名を引き継いだ"スカイライン"をフルモデルチェンジし、あの"箱スカ"や"ケンメリ"を世に送り出したのだ。

"箱スカ"と"ケンメリ"には、第三回日本グランプリで優勝した"R380"のエンジン(S20型)をデ・チューンして搭載した、スカイラインの最高峰が、スカイラインGTーRとして発売された。
零戦の技術!

三代目! "箱スカ"と呼ばれたGTーR!(KPGC10)である。
ちなみに、四代目!ケンメリのGTーRは「KPGC110」


そして、日本グランプリレース(TSクラス)では、スカイラインGTーRが"50勝❗"という偉業を達成した。
零戦の技術!



そういえば旧プロジェクトXで、吸収合併後、日産自動車に行ったプリンス自動車の技術者たちに、日産自動車の課長が、「みなさんの技術を教えてください。」と言ったとのこと。


あらためて、中島飛行機!の技術力に驚くばかりだ。びっくり


そうそう、"R380"に搭載された"S20型"エンジンには、零戦でも使用されていた"スカベンジングポンプ"という、オイル循環装置が取り付けられていた。ウィンク





同じカテゴリー(名車)の記事
これは何でしょう?
これは何でしょう?(2025-04-11 02:24)

答えの発表!
答えの発表!(2022-12-25 14:14)


 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
"零戦"の技術!
    コメント(0)