おやじ達の秘密基地

先週の木曜日の話である。
アルバイトを終えた後、中学校の同級生Ｈ君Ｏ君と一緒に、酒を飲みながら昔話に花を咲かせた。
Ｈ君は、秘密基地のことを真剣に応援してくれている医療関係一筋の男だ。
Ｏ君は、同じバイト先で働く元野球部で同じだった男で、彼の一言でギターを所有していたことを思い出すこととなり、レスポールがグレコからギブソンに替わったのである。
夕方の五時半から始めたのだが、おっさんは五時半までアルバイトをしていたので六時ちょっと過ぎから参加をした。
夜の十時頃まで昔話をしながら楽しい時を過ごしていた。
Ｈ君はもちろんのことだが、Ｏ君も秘密基地が閉館することを知っている。
二月の中旬に秘密基地で三人顔を合わすことを決め、帰路へと着いた。

そして月曜日、朝バイト先へ行くと、Ｏ君が「またやろうぜ！｣と言ってきた。
月曜日は、飲み会の話をしながら楽しくブラック企業の仕事をしていた。
バイト先のブラック企業では、おっさんが秘密基地をやっていることを知っている人はほとんどいない。
昨年三月のテレビ放送を見て知った七十才ぐらいのセローに乗っている方と、独立して店を始めようとしているエイプに乗る五十代の元店長だけである。
元店長に閉館することを伝えると、「近々行きます！｣と即答であった。
テレビ放送で知った七十才ぐらいの方には、近いうちに話をする予定だ。

そして、秘密基地に興味を持ってくれている小学校の時の同級生もかなりいる。
すでに数名は来館予定があるようだが、四十八年ぶりに顔を合わせる同窓会を昨年の夏に行ったばかりなので、普段の日の日中にはなるが、秘密基地で『クラス会』でも出来たら嬉しい。
その時には、レスポールを"グレコ"から"ギブソン"にしてくれたＹ君にも参加してもらわなければ❗




土曜日に来館してくれた五十代前半の方だが、やはりこのブログで秘密基地が閉館することを知っていた。
秘密基地は初めての来館であったが、閉館の事実をとても残念がってくれた。

まぁこのような来館者は、これから徐々に増えていくだろう。